昆虫類
昆虫類または昆虫は、節足動物門に属する動物のグループのひとつです。
分類上は、昆虫綱と呼ばれます。
一般には単に虫と呼ばれることが多いですが、虫という言葉はクモ類など昆虫以外のものも含んでいます。
昆虫のカテゴライズは現代に行われたので厳密には重なりません。
漢字の虫は本来、毒蛇:マムシを型取った象形文字ですが、蛇など、爬虫類の一部や、両生類、環形動物などまでを含めた広い範囲の生物群を指す蟲の略字として使用されています。
昆虫類は硬い外骨格をもった節足動物の中でも、特に陸上で進化したグループで、ほとんどの種が陸上で生活し、淡水中に生活するものは若干あるものの海中で生活する種は例外です。
ほとんどの昆虫が2対の翅をもって空を飛ぶことができます。
空を飛んだ最初の動物は、昆虫だとされています。
昆虫の翅の構造は、グループによって様々に特化し、彼らの生活の幅の広がりに対応しています。
地球の歴史上、陸上に初めて登場した動物が昆虫類を含む触角類です。
そして地上で昆虫が成立した。
脊椎動物門の両生類よりも早いとされています。
生活様式、形態は非常にバラエティに富んでいます。
昆虫の種類
昆虫の特徴の一つに、種類の多さがあります。
昆虫は地球上のあらゆる環境に適応して生活しています。
地球上には多くの生物が暮らしていますが、そのなかで昆虫は100万種類以上が知られており、全生物種の約6割を占めています。
いまだに発見されていない種も多く、毎年多くの種が新種として発表されています。
種類と数の面では、地球上で最も繁栄している生物は昆虫であるともいえます。
なぜ、このように多くの種類がいるのでしょうか。
体の小さいことがあげられます。
カブトムシやナナフシ、チョウの仲間などには、大型の種類もいますが、ほとんどの昆虫は小さな体をしています。
小さいことで、生活するために必要なスペースが狭くてすみます。
また、種類によって食べ物を変えることで、同じような環境でもいくつかの種類が暮らすことが出来ます。
成長が速いことも多くの種類を生むのです。速く成長することで、世代の交代も早く進みます。
そのため、成長の遅い生物に比べて短い時間で進化することができます。
このようなことから、昆虫の種分化が進み、現在多くの種類がいると考えられています。
昆虫の化石
昆虫は、われわれ人類よりもはるかに昔から地球上に生息していますが、現在見つかっている最も古い昆虫の化石は、スコットランドのデボン紀中期 のトビムシの化石といわれています当時の昆虫には、まだ翅をもつものはいなかったようです。
約3億年前の石炭紀になると、翅を持った昆虫が現れます。
鳥類も翼竜もまだ現れておらず、空中という空間を利用できたのは昆虫だけでした。
翅を得たことで、昆虫の移動範囲は広まり、他の生物が利用していなかった環境に進出する事ができました。
その結果、様々な環境に適応した多くの種が生まれ、昆虫の種類は増加しました。
現在ではいくつかの仲間は絶滅していますが、化石からも分かるように、古生代の頃の姿とあまりかわらない姿で、現代に生き続けています。
様々な環境に適応する昆虫は、環境にあった体の構造をしています。
水中でくらす昆虫の仲間にゲンゴロウがいます。ゲンゴロウの後脚には、長い毛があり水中を進むのに適した構造をしています。
水中で息をするために、翅の下に空気をためることが出来ます。
昆虫によって食べる餌もそれぞれ違っています。